「コンプライアンス」と言った場合、ある時は法令遵守という意味で言われたり、またある時は企業
倫理・経営倫理との関連で論じられていることもあります。さらには、リスク管理の一環としてコン
プライアンスを論じることもあります。一般的には、『社会秩序を乱す行動や社会から非難される行動を
しないこと』とされています。
行動基準項目
1. 私たちは、あらゆる企業活動の場面において、関係法令および社内規程はもとより、利害関係者と
取り交わした契約や約束を常に遵守し、全ての企業活動が正常な商慣習と企業倫理に適合した
ものになるよう努めます。
2. 私たちは、あらゆる企業活動の場面において、全ての人の基本的人権と個性を尊重し、オープンな
コミュニケーションに努めます。
3. 私たちは、全ての利害関係者に対し、誠実に接するとともに、公平・公正かつ透明な関係を維持し
フェアな取引を行います。
4. 私たちは、会社の正当な利益に反する行為や会社の信用・名誉を損ねる行為を一切行いません。
5. 私たちは、常に社会人としての自覚を持ち、高い倫理観に基づき、社会的良識に従って行動します。
行動基準の義務と責任
1. 私たちは、この企業行動規準に定める事項を遵守する義務を負い、誠実に実行しなければなりません。
殊に、役員と管理職は、率先垂範して手本を示す責任があります。
2. 役員は担当する部門の全ての従業員が、また管理職はその管理下にある従業員などが、この企業行動
規準を遵守するよう指導・監督しなければなりません。
3. この企業行動規準に従った企業行動の確実な実施を確保するため、関係各部門は、関係法令・社内
規程・業務マニュアルなどを含め、この企業行動規準に基づく行動マニュアルなどを速やかに
「コンプライアンス・ガイドライン」として制定し、具体的な遵守事項の周知徹底・助言・指導など、必要な活動を展開しなければなりません。
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